地熱住宅セミナー開催しました
文・写真:ecoハウス研究会事務局 小谷
12月9日(土)、兵庫県の池田住宅建設さんのモデルハウスにて、地熱住宅セミナーを開催しました。当日はあいにくの小雨模様でしたが、お申し込み頂いた11組16名の方にご参加頂き、非常に有意義なイベントとなりました。
ご参加頂いたみなさま、お疲れ様でした!
今回は千葉県のエコホームズ玉川社長に来て頂き、セミナーの講師をお願いしました。
定刻どおりに全員集合。大阪梅田から一路、兵庫県川辺郡の地熱住宅モデルハウスへと出発!
バスの中で、まずは参加者の皆さんの自己紹介から。左側が私ですが踊っているわけではなく、バスの揺れでふらついてます。続いて玉川さんからも一言。
参加された方は兵庫、京都、大阪、遠くは名古屋からお越しの方もおられました。またこれから地熱住宅を施工したい、という工務店さんも参加されました。
大阪梅田から約1時間、道の駅でのトイレ休憩を経てバスはモデルハウスに到着!
まずは外回りの説明から。地熱住宅の大きな特徴とも言えるのが[換気]の考え方です。
高気密住宅では『新鮮な空気をどこからどうやって入れるのか?』がとても重要。そこでまずは外部に付いている給気口(新鮮な空気の取り入れ口)をご説明しました。実際に給気口に付けられているフィルターを取り外して実物もご覧頂きました。
その後、モデルハウス北側に廻って今度は排気口と夏だけ使用する給気口の説明です。実物は2階の上部に付いてますので皆さん上を見上げてます。
しかし、すごい人数です・・・ご近所の方は『何が起こったの???』と思われたに違いない(笑)
その後、モデルハウス内部に場所を移してしばし自由見学。玉川さんは早速質問攻めです・・・
玄関に靴が入りきらないので皆さんには靴をビニールに入れて持ち歩いて頂きました・・・人数が人数ですので仕方ないとは言え、参加者の皆さんは大変だったと思います。ご協力ありがとうございました。
自由見学の後、いよいよセミナーのはじまりはじまり。モデルハウス内に急遽設置したセミナースペース(私も設営しました)でスクリーンを使いながらご説明させて頂きました。
まず初め『なぜ家が必要なのか?』という講師からの問いに、参加者の皆さんは悩まれていました。
そうなんです。すごく単純なことなんですが、これに答えるのは結構難しい。 ところが、この問いを突き詰めていくと、家にとって一番重要なものが不思議と分かってくるんです。
皆さんならどうお答えになりますか?
家の中の温度差で起こるヒートショック、それを防ぐための全館冷暖房をいかに低コストで行うか?を考えると、おのずと天然エネルギーをどう活用するか?という考えに辿り着きます。 地熱住宅を支える地中熱とは何か?それをどうすれば住宅に取り込めるのか?という内容が終始和やかムードで進められていきます。
さて、ここで何やらペットボトルに入った黒い液体が登場・・・あれ?玉川さんそんなの持ってましたっけ?
これは炭を作るときにできる『木酢液(もくさくえき)』。基礎の外側で断熱して床下まで室内になってしまう地熱住宅では、 シロアリ対策には自然な素材を使う必要があり、一般的に使われているのがこの木酢液というわけです。それを説明するためにわざわざ道の駅で購入したらしい・・・
『ちょっとニオイを嗅いでみて下さい』
『く、くさっ!』
と見事なリアクションを取って頂き、会場は盛り上がりました(笑)
しかしこの強烈なニオイの木酢液でもシロアリ対策は万全とはいえません。そこで地熱住宅では『炭の塗料』を木部に塗布し、2重のアリ返しと防アリ断熱材を使っていることをご説明しました。
『シロアリ対策に万全というものはない』とは玉川社長の言葉。確かにそのとおり、特に温暖な関西地方ではシロアリ対策に『やりすぎ』はないと私も考えています。どんなにいい材料でいい家を建ててもシロアリに食べられてしまっては何の意味もないですからね。
こうして今回のセミナーは無事終了したのでした。
さて、ただでさえ理解しにくい地熱住宅の原理原則を少しでも体感しながらご理解頂ければと考えたイベントでしたが、参加者の皆さんのご感想はいかがだったのでしょう? ここでアンケートの一部をご紹介します。
(画像をクリックして頂くと拡大します)
今回はecoハウス研究会主催の初イベント、セミナーでの質問時間が取れなかったり、渋滞の影響で解散時間が遅れたりとご参加の皆様にはご迷惑をお掛けしてしまいましたが、これに懲りず今後もどんどんイベントを企画して行きますので、ぜひぜひご参加下さいませ。
最後に遠いところからお越し頂いた皆さま、本当にありがとうございました!



