外断熱の地熱住宅Q&A

Q 「基礎部分も断熱する」のにどうやって地熱を利用するのですか、ヒートポンプをつかわずに! 

京都府の木場と申します。地熱利用に関して質問です。基礎部分まで断熱していますよね?なのにどうやって地熱を利用するのですか?ヒートポンプのように、地下まで掘らずに・・・。

A ご質問ありがとうございます。地熱利用に関してお答えします。

宇佐美でございます。ご質問をありがとうございました。

まず、「基礎部分も断熱する」は、基礎耐圧盤の部分に断熱するのではなく、「基礎の立ち上がり部分の外側に断熱する」のであることをご了承ください。

お客様は、ヒートポンプをつかわずに地熱を利用することができるのか?と不思議にお思いです。もっともなことです。
一般には、地下5mあたりの、夏冷たく冬温かい地熱を利用するために、なんらかの方法でそこまで採りに行かねばなりません。掘削配管して空気や水に熱交換するかヒートポンプを使って利用しています。

エコシステムの地熱利用は、それらと全く違います。
地下5mに地熱を採りにいくのではなく、床下すぐ下の地中を、地下5mの環境条件に近付けて、冬温かく、夏冷たくする。

「床下地中に、地下5mのまねをしてもらう。」
「床下地中に、地下5mを演じてもらう。」
ことを目標としたのです。

夏の熱が地下5mに伝わるのに半年近くかかるので、夏の熱を冬に利用でき、冬の冷熱を夏に利用できるのですが、高性能の断熱材は、熱の伝導が数ヶ月かかる土の伝導率の約20分の1です。
もうおわかりですね。床下地中を地下5mの環境に近付けるには、この断熱材を工夫して使えばよいのです。

また年間単位でみると、「太陽熱で地中温度が決まる」ように、「室温で床下地中温度が決まる」のですから、夏からの室温が下がりにくい住宅(保温性の高い住宅)にすれば、床下地中温度もそれに応じます。

このように、エコシステムは、断熱材の伝導率が土よりもはるかに低いという特長を活かして、
①断熱材で、床下すぐ下の地中を地下5mのような温熱環境にし、
②断熱材などで、室温の下がりにくい家にすることによって、床下地中温度を、目標の地下5mの温度以上に高くすることができたのです。

※ご質問には宇佐美がお答えしました。

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